「よく大当たりの波を読む」という言葉を耳にする。

このリーチが来たから、当たりが近い、もしくはこんなにも信頼度の高いリーチ

をはずしたのだから、次の当たりは遠いだろう、などなど大当たりの波に関する

憶測は後を絶たない。確かに、波というものは存在する。

しかし、「波を読む」ということは不可能なのである。「ハマリについて」でも

書きましたとおり、パチンコの大当たり抽選の仕組みは「独立試行抽選」と言い

全く、前回の結果とは関係のないものなのである。誰が、サイコロの次に出る目

を予測できるのであろうか。超能力者で無い限り無理な話である。

ただし、波は明らかに存在する。大当たりを少ない回転数で連発するということは

よくある話である。これは、サイコロを振って連続で同じ目が出たということと

同じ話である。しかし、結局は試行回数を増やせば増やすほど、確率通りに収束

するのだから、わざわざ波を予測して信頼度の高いリーチをはずしたからといって

回転率の良い台を手放したり、あるいはよくリーチが来るからといってわざわざ

回転率の悪い台を選ぶ必要もない。

「でも、リーチのよく掛かる台はすぐ当たるよ」と思う人もいるかもしれない。

しかし、リーチがよく掛かってもすぐ当たらなかったこともあるでしょう。

つまり、「リーチがよく掛かる台は、すぐ当たる場合もあればすぐに当たらない

場合もある」といことである。つまり、結局は当たり前のことなのである。

波を読もうとすることは、「無意味」です。

波に惑わされずに、よく回る台を打つことが大切なのです。

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