ヒットする演出について

〜ヒットするパチンコ台を考えよう！〜

ヒットするパチンコ台を考える上で必要なことの一つに演出がある。今回は、演出の発生方法について検証してみました。 パチンコの演出の一つに、予告演出というものがある。近頃では、メーカーから直接お話を伺ったところによりますと 予告演出を如何に面白くするかということを、念頭の一つとして置いていると伺いました。しかし、この予告演出には ３つのパターンがあります。まず、一つ目は「リーチになるまでの間だけ演出を発生させる予告演出」、二つ目は 「リーチ後のみにだけ演出を発生させる予告演出」そして、三つ目は「演出の前と後に演出を発生させる予告演出」 の３パターンがあります。ここで注目すべき演出は「リーチ後に発生させる演出である」ここが、ヒットするパチンコ台に 繋がるということが、数々の台を見て分かってきました。ヒットするパチンコ台は「リーチ後の演出にこだわる」という傾向があるのです。 その代表格が「海物語シリーズ」なのです。海物語は打てばよく分かるのですが、「とても分かりやすい」のです。 これは、パチンコ博物館の牧野哲也さんもおっしゃっていたことですがパチンコの歴史の中でヒットした台というのは いずれも、「分かりやすい」という特徴がりました。この分かりやすさというものを出すためには、「リーチ前の予告」が 複雑すぎてしまうと、打ち手へ「くどい」「分かりにくい」という印象を与えてしまうのです。これを招かないためにも 「リーチ前の予告演出」を軽めもしくは、無くし「リーチ後の予告演出を面白いものにする」という演出方法が良いと考えられます。 これにより、リーチの魅力を増すことができ、打ち手はよりリーチに対し、注目するようになるとは考えられないでしょうか？ 私も「海シリーズ」を打った客として感じたのですが、「海シリーズ」ほど打ち手がリーチに注目する台はありません。 「海シリーズ」ほど、バシバシ打ち手から殴られた台はありません。それも、これもリーチ後の演出に力を入れ、 リーチへの注目度を増したということが原因なのです。そして、リーチに注目を集めさせた「海シリーズ」は大ヒットしたのです。

　　　　　　　　

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